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Claude で何ができるか — 参謀として活用した HP リニューアル

·2349 文字·5 分
Hongo 中の人
著者
Hongo 中の人
製造業向けWebサイト、CMS構築の経験から技術ブログを発信。Claude等の生成AIを参謀として活用した実装戦略。
Claude HP renewal

はじめに:「HPリニューアルなんてできるの?」から始まった
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製造業の小さな会社が、古いHPをどうリニューアルするか。 その問いは、2024年6月のある日、ごく気軽な試行から始まりました。

「CMS もない。外注の予算も限られている。 生成AI を使ったら、本当に何かできるんだろうか?」

この素朴な質問が、その後6ヶ月間のジャーニーへと発展します。 本記事は、Claude を「参謀」として活用しながら、 HP リニューアルを本格化させた経験の記録です。

第1部:6月10日ごろの試行 — 驚きと疑問
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気軽な実験としての第一歩
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6月10日ごろ、当社の古いHPを、Claude に見せてみることにしました。 「リニューアルなんてできるの?」程度の気軽さで。

当時の期待値は低かったです。 何か参考になる提案が得られればいいくらい。

CMS なしで実現したワンページHP
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しかし結果は予想外でした。

Claude は、CMS も外注も必要としない簡潔なアプローチを提案してくれました。 古いHPから内容を抜き出し、シンプルなワンページHP として表現する。 その実装方法も、具体的で実行可能なものでした。

実際に試してみると、本当に機能するものが出来上がりました。 「こんなことが可能なんだ」という驚きを感じたのはこの時です。

立ちはだかった「次のステップ」の問い
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しかし、同時に大きな疑問も生じました。

実装はできた。だが、このHP は「華やかさがない」。 古いHPからの脱却とは言いがたい。

そして更に根本的な問い: 「ここからどう進化させるのか?」

その道筋が見えません。 Claude の提案は実装的には優れていたが、 ビジュアルとしての洗練さ、ユーザー体験の向上といった側面では、 解決策を示してくれませんでした。

結果として、その試行物は放置されることになります。

第2部:夏~秋の転機 — 認識の変化
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『#100日チャレンジ』との出会い
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その後、私たちの意識を大きく変える出来事がありました。

書籍『#100日チャレンジ』を読みました。 この本は、生成AI の可能性を、実践的で具体的に描いていました。

単なる「AIツール」としての位置づけではなく、 ビジネスや創造活動の「パートナー」「参謀」としての活用方法。 その幅広さに、目が開かれました。

toiee Lab からのメッセージ
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同じ時期、toiee Lab からのメールで、 「HP に使える」という言及を目にしました。

それは明確なメッセージでした。 「生成AI は、単なる情報提供ツールではなく、 あなたのHP リニューアルプロジェクト全体を推進できるパートナーになりうる」

その確信が、私たちの中に生まれました。

思考の転換点
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6月の試行では、Claude を「実装の手助け」として見ていました。 しかし今、私たちが気づいたのは、 Claude は「戦略的なパートナー」「参謀」たりうる、ということです。

実装だけでなく、全体的なビジョン、 方向性の検討、問題解決の道筋まで 示唆してくれるパートナーとしての可能性。

この認識の転換が、10月末からの本格的なリニューアルプロジェクトへの 道を開くことになります。

第3部:10月末以降 — Claude を「参謀」として本格始動
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「参謀」としての活用
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10月末ごろ、本郷工業の HP リニューアルプロジェクトは 大きく加速しました。

この段階での Claude の役割は、単なる「実装ツール」ではありません。 むしろ「参謀」です。

  • 現在の問題点は何か
  • 実現可能なアプローチは何か
  • 優先順位は何か
  • 次に何をすべきか

こうした戦略的な問いに、Claude は常に応答してくれました。

CMS 構築、セキュリティ、スパム対策…
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プロジェクトは多角的に展開します。

GitHub による構成管理、 Hugo による静的サイト生成、 Cloudflare Pages での公開、 セキュリティ対策やスパム防止機構の構築…

これらの複合的な課題に対して、 Claude は単に「その方法」を示すだけでなく、 「なぜそれが必要か」「どのような優先順位で進めるか」 という戦略的なガイダンスを提供してくれました。

実装の現場感
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そして重要なのは、この全プロセスが 実装の現場から生まれているということです。

理論的な「あるべき形」ではなく、 実際に手を動かしながら、問題に直面し、 その解決を共に考える。

その中で、本当に必要なことが見えてきます。 理論と実装のギャップを埋めるのは、 こうした具体的なやり取りなのです。

Claude との対話の中で、 私たちのHP リニューアルは、 単なる「古いサイトの刷新」ではなく、 「製造業の小さな企業が、デジタル時代にどう立ち向かうか」 という、より大きなテーマへと昇華していきました。

おわりに:この経験から次へ
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6ヶ月のジャーニーが示したこと
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2024年6月から12月にかけての6ヶ月間。 「できるの?」という素朴な問いから始まったリニューアルプロジェクトは、 単なる HP の刷新に留まりませんでした。

それは、経営層が生成AI とどう向き合うか、 開発者がいかに現場の課題を解決するか、 そして小さな製造業がどうデジタル化の波に乗るか。

こうした根本的な問いへの、実践的な答えを示すプロセスになったのです。

「参謀」としての AI の可能性
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Claude を「参謀」として活用することで、 私たちが学んだのは、 生成AI の真の価値は「労働力の代替」ではなく、 「思考のパートナーシップ」にあるということです。

実装の現場で、問題に直面した時、 その解決策を共に探り、 より良い方向へ進むための判断を共にできる。

そうした関係性が、本当の意味での「DX」を生み出すのだと感じます。

次の記事へ
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このシリーズの次の記事では、 実装の現場で生じた具体的な課題と、 その解決プロセスを記録していきます。

GitHub と Claude の親和性、 セキュリティ対策の現場の工夫、 スパム防止の試行錯誤…

技術的な深掘りを通じて、 「実装の現場感」をお伝えしていきたいと思います。